カラーボックスの秘話

カラーボックスの秘話

皆様がよくお使いの「カラーボックス」。箱に棚板などバラバラで入っていて、買ってから自分でドライバーで組み立てる家具です。

実は、このカラーボックスは昭和45年クロシオグループ現在の会長が命名・考案し、世に送り出した商品です。

当時の家具は、完成品の形のまま販売されていました。 家具は、性質上運搬にとても不向きで、完成品での運搬はとても困難でした。そこで、運送費を安くして、商品を安価にして、その代わり組み立てはお客様にしてもらう・・・との発想で作られたのが、「カラーボックス」です。

当時は家具の殆んどは木材を板状にして、それで家具が作られておりました。会長がある日、大阪の百貨店に行き、プラスチックでできたカラフルな箱を見ているうちに、「家具にもカラフルなオレンジやグリーン、赤色の物があって良いのでは・・・」との発想で、大手紙メーカー協力のもと当時の色紙を薄いベニヤに貼って合板を作り、特殊加工で軽い三段ボックスを作りました。

さっそく商品を持って、家具屋さん量販店を回ってみたのですが反応は無し、そんなある日、商談室ロビーで数名の女性が弊社の商品サンプルを見て「コレ可愛い♪綺麗♪・・」と反応を示してる姿を通りかかったバイヤーが気づき商品化に向けてスタートしました。

カラーボックス

販売名は もちろん「カラーボックス」で、発売開始の秋に1万台を生産しましたが、それでも生産が追いつかない大ヒットとなりました。それから数年の間に数十点の組み立て家具を開発し、家具市場を改革させました。

昭和53年には、組立て家具を東南アジア(最初は香港)に持ち込み、会長の力強い押しの一手で、3年間で香港市場の80%を弊社の組立て家具が流通するまでになりました。今では世界中で生産・販売されて、誰もが知っている商品となりました。

今では「カラーボックス」と言う言葉は総称になりましたが、当時はクロシオ家具の商品名でした。

写真は発売当初のカラーボックスのカタログです。
(真ん中と下の写真に写っている小さい女の子が、現在クロシオの代表です。

カラーボックスの誕生